suzuka 4耐
2023年の7月8.9日で行われるST600の4時間耐久に出場する事にしました。
2014年にTTS代表の鶴野さんと出場、ペナルティー2周減算で痛い思いをし、翌年2015年に15歳の和田ルカ君と組んで優勝。
そんな思い出の耐久ですが、耐久と言えば8耐ですよね。
みんなが憧れるレースですが、世界選手権ですからそれはもうレベルもお金も高いですwww
耐久は基本的には好きではないのですがその理由が準備が大変なんです。
用意してくれて乗るだけのライダーでしたらいいのですが、耐久はチーム力が大事です。
今ではそのチーム力が楽しかったりするんですよね。そう。会社と同じです。
各担当が目標に向かい淡々とこなす。そうプロフェッショナルにね。
サインボードマンの正確さ、管理、とても大事ですし、給油マン、それぞれの役割にすべて意味があります。
そして相方のライダーは今回サラリーマン24歳ライダーです。峠あがりのミニバイクあがりです。
そう言った若いライダーにチャンスも与えたいんですよね。
チームに所属しない、サラリーマンライダーが耐久レースを行う事はとてもハードルが高いんです。
速さだけあってもダメなんです。
小さい頃からの英才的な親御さんの支援があってのライダーは、成績や実績でどこかのチームでの参戦だったり乗るだけの環境は作りやすいのですが、中途半端な若さのライダーってお金も無ければ時間も人脈も無い場合がほとんどです。
もちろんそこを作っていくのがライダーの器でもあるのですが、僕が若い時は>おい。お前速いからちょっと乗ってみるか?
とかよくありました。
今はお金が無いと乗る事は出来ないのが現実です。
幸いST600はブリジストンサポートのおかげでタイヤが1SETは安く買えます。それなのでスプリントは転ばなければ安くレースが出来ますが、耐久は転倒も考えた予備パーツやレインタイヤ、色々な準備が沢山あります。
ただ8耐久と違い、タイヤ交換はレイン以外出来ないので安く済みます。
でも4時間を1本で走るのもこれまた大変なんですよね。
その様な意味でも、若いライダーには経験して欲しいし、上位へ食い込んでライダーアピールもして欲しいです。
勝てば8耐久へのチャンス(ライダーアピール)も出来ます。
メカ&ヘルパーはkeizy38のゆかいな仲間たち。
マシンは2014年式の旧型CBR600RR
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